2017/12/05

福島交通軌道線1114号 (1/80)

  
製作:2017/12。3Dプリント





客室窓が同じ形状なので1116号のデータを流用。半分に切断して使う。

丸い前面を作成。ドアも幅広に変更。

ドアのディテール表現。
ステップの箇所のみ奥に引っ込んだ形状になっているが、この部分はカーブ上での停車時に台車との干渉を避けるために元々はスカスカの状態だったようで(ポール集電の頃の古い写真で確認)、さすがに寒かったらしく後年の改造で薄い鉄板が追加されてこんな姿になったらしい。

半分だけ作ったデータを複製して、

組み合わせコマンドで結合して車体データのできあがり。

2017/06/22

大正時代の古い絵葉書をカラー化してみた。

このところ左手の指先が痺れて工作できない・・・
ネットで検索していたところ、アップしたモノクロ写真を人工知能でカラーにするっていう面白そうなサービス( https://colorize.dev.kaisou.misosi.ru/ )を見つけたので、手持ちの古い絵はがきで遊んでみた。
模型製作の資料になるので古本屋やヤフオクなどを時々チェックして仕入れている。いずれも福島市内の建物や風景を撮ったもので、大正時代から昭和一桁ぐらいのものと思われる。


■福島県農工銀行
第一勧銀支店。今のみずほ銀行の場所に建っていたものだそうだ。


■日銀福島支店 模型はこちら
1912年竣工。まだ正面に木が植えられていないので竣工間もない頃のものと思われる。


■福島飯坂電気軌道3号電車
飯坂線の開業当時に5両製作された電車。車番は木製の外板に彫刻で表現されているようで、ヘッドライトの上にうっすらと「3」の字が影になって見える。
当時は路面電車だったようだ。結構おしゃれなデザイン。


同じく飯坂電車の松川橋梁。台風で流されて現在は頑丈なコンクリート橋になっている。


■福島ビルデング


同じく福ビルを現在の13号国道の交差点あたりから撮ったもの。


■信夫橋(旧)
これは2代目になるものらしい。現在の信夫橋の一世代前のもの。鉄橋に見えるが、トラス部分はなんと木造なんだそうな。
これの橋脚の一部は現在も川底に残存しており、水位が下がると顔を出す。


■信夫橋(現)
1930年代の建造らしいが、あちこち改造されて今でも現役。完成当時はカッコイイ街灯が乗っかっていたんだね。


■松齢橋(旧)
写真の奥の方に見えるものがそれ。なんだこれ?? 舟を等間隔に並べてその上にやぐらを組んで橋桁を渡してある。昔の技術では阿武隈川の流れに耐えられるような橋脚が作れずこんなことになったんだろうか・・・すごい揺れるんだろうね。


■松齢橋(現)
1926年竣工。できたてほやほやの頃に撮影されたもののようで、下に旧橋の残骸の舟に組んだ櫓が放置されている。

2017/04/26

福島交通軌道線1116号(1/80)


2017/04/24完成(請負品)。3Dプリント。
HOゲージでの製作はこれが初めて(ペーパークラフトとかプラレールにHOの台車履かせたのは何度か作ったことあるが・・・)。










ヘッドライトとテールライトがLEDにより点灯する。
モーターの特性の違いなのか、Nの鉄コレ動力やKATO小型車両動力と違って逆起電力による反対側ライトの小刻みな点滅が生じないようだ。





パンタグラフはPT52(IMON製)。実車は銀色に塗ってあったようだが、汚れて黒っぽくなってるようなのでグレー塗装のものを使用。実物同様碍子は使わない。



動力はワールド工芸のHO101-17.5というものを短縮加工したもの(この記事下部に加工詳細あります) 。今回は初めてなので組み立てキットではなく完成品を使った。ライト関連の配線を追加している。



以前作ったNの1114号との並び。青の色味が違っているが、今回青色部分の実物塗料が残る部品を借りることができたので再調色している。明度が高いが彩度は低く灰色がかっており、若干の緑成分を含むようなので、青22号に白を加えて明度を上げたもの(これが今まで使っていたもの)にねずみ色1号と青緑1号を加えてみた。
窓周りの色は依然不明で、昔のカラー写真だとベージュだけでなくオレンジやピンクに見えるものもあってよくわからないのだけど、子供の頃に見た、まだきれいだった頃の児童公園の2023号の色の記憶でMr.カラーのタンを用いている。



 データ設計は基本的にNと変わらないが、板厚があるので内側を肉抜きして体積の軽減を図っている。





 おでこをブレンドで作るのもNと同じだが、今回は両肩が痩せないように中間断面のカーブを変更している。


床下機器と台車枠。配管も追加して結構リアルになった。このへんはNでは表現できないところかもしれない。



Nの2倍近いサイズで車体の歪みが大きくなることが予想されたので、歪みを矯正する梁材を用意している。ここに六角ナットを埋め込んで床板との固定ができるようにした。


車輪にスポーク表現ができる部材を作成。



救助網は前後で異なる形状を作り分け。


 データ完成状態。

 裏はこんな感じ。見えないけど出入り口ステップも表現してみた。

 出力用に分解して、
 
 ぎっしり詰めた状態で並べて出力に出す。細かい部品はランナーにまとめる。



このように出力されてきた。これを薄め液で洗浄して瞬間接着剤で組み立てて、



サーフェーサーを吹き付けたら表面全体を水研ぎして凸凹をならす。
DMMのアクリルにはウルトラモードと高精細なエクストリームモードがあって、後者は値上げで2倍くらい高くなってしまったのでウルトラモードで出力した。エクストリームに比べて表面のギザギザ状の筋が深いので、サフ吹きと研ぎ出しを3回ほど(エクストリームだと1回でOK)行って平滑にならしてある。



歪み矯正部材の組み込み。



動力ユニットはこのような形をしている。内側軸受けなので扱いやすい。


床板が長いので、真ん中で切断して、


3D出力の床板にはめ込んで、これに床下機器台座パーツ(下にあるやつ)をかぶせてやる。



台車を取り付ける。




モーターと配線を組み込む前にLEDの回路を追加して点灯試験。


台車にモーターと配線を取り付け、床下機器や車輪スポークを取り付ける。あとは台車枠を接着すれば完成。